【爪でみる健康チェック】

【爪でみる健康チェック】

今日は爪でみる【健康診断】をしてみたいと思います。

ちなみに爪は身体の窓と言われるくらい身体の状態を表しているそうなんで是非チェックしてみてください。

 

① 横線

爪に横線がある人は、睡眠不足のような精神的ストレスや高熱などの肉体的ストレスなど、過度なストレスを感じている可能性があります。

爪の根元には、新しい爪を生み出す「爪母(そうぼ)」があり、ストレスが過度にかかると爪母への血流が少なくなります。そして一時的に爪母の爪を作る働きが弱くなり、作られた爪が薄く横線となって爪に現れます。

爪は1ヶ月で約3mm伸びるので、横線の位置が根元から約5~6mmの位置にある場合は、大体2ヶ月前に強いストレスを受けた可能性があることが分かります。 

ちなみに爪が伸びるスピードを遅くすることはできないみたいですが、爪の伸びを早くする方法はあるそうです。寝る前などに爪の付け根を優しくマッサージする事によって、成長の促すことが出来、この際はハンドクリームなどを使用して、保温効果を出すと尚良いとされます。

巻き爪で早く伸ばしたい方は是非やってみてください。

 

② 二枚爪

二枚爪は、たんぱく質不足の可能性があります。

爪の主成分はたんぱく質で、さらに3層構造になっています。通常は、それぞれの層がしっかり結合することで爪の強度を保っています。しかし、たんぱく質が不足すると各層の結合が弱くなり剥がれやすく、二枚爪になることがあります。二枚爪になりやすい方は、たんぱく質の多い食事を意識してみてください。

 

③ 爪が反っている

爪が反っている場合は、鉄分不足の可能性があります。

鉄分には爪を硬く保つ働きがあります。

鉄分が不足すると爪が柔らかくなり、爪の強度が保てなくなります。鉄分不足で弱くなった爪の状態で物を掴むと、骨のない先端部分の爪が外から加わる力に耐えきれず反ってしまいます。

 

④爪の色

色からも様々な症状が見て取れます。

 

白色

貧血、肝臓病、単なるマニュキアによる刺激による変化

 

黄色

水虫、気管支の異常、甲状腺疾患、老化、薬飲用の影響

 

緑色

緑膿菌による感染症

 

赤色

脳血栓、心筋梗塞、心臓疾患

 

肝硬変、肝臓病、ホルモン分泌異常

 

爪の色は全体的に変化する場合もありますし、斑点のように出る場合もあります。可能性のある病気はこれが全てではありません。爪の色の変化は素人では判断が付きづらいものですので、異常を感じたら医師に相談しましょう。

 

 

これは気にしなくて良いの?

ちなみに、次の3つの症状は健康状態に関係はないと言われています。

 

①縦線

爪の縦線は、加齢が原因で縦線があっても健康状態に問題はないそうです。

本来、爪母にはデコボコがあり、爪には爪母のデコボコと同じ間隔で薄く縦線が入っています。

若い時は、デコボコの溝が浅いので縦線は目立ちませんが、加齢によって溝が深くなることで新たに作られる爪の縦線の溝も深くなり、目立つようになります。

 

②白い部分がない

爪の下の白い部分は「爪半月(そうはんげつ)」と呼ばれる部分で、爪母から生まれたばかりのできたての爪。水分を多く含んでいるので白く見えます。

爪半月がある人・ない人の差は、爪母の位置によるものです。爪母の位置が爪に近い人は爪半月が大きく見えますが、爪から離れている人は、爪半月が見える部分が小さくなります。

爪半月の有無で健康かどうかわかると言われていますが、医学的根拠がないらしく生まれつきない人もいるみたいです。

 

③黒い点

爪に黒い点があると「ガンでは?」と心配になるかもしれませんが、爪のガンは100万人に1人程度と極希なもの。爪の黒い点は内出血であることがほとんどで、多くの場合は心配しなくても良いそうです。

爪の黒い点は「内出血」と言われています。

 

 

 

最後に

みなさん、爪の健康チェックはいかがでしたか?

異常があって気になることがあったら、近くのクリニックに行くでも、そこまでしたくなく一般的な医療者としての意見をという方は気軽に当院まで連絡ください。

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